スペシャルコラム 

 

 

〜 あの日 あの時 青春野郎 〜

 

 

第28回 「 大学準硬式野球 」

 

 

「あの日あの時青春野郎」がタイトルなので、これまでの自分の野球人生を振り返るに為に今回夏休みの帰省を利用して、小学校から大学まで所属したチームの練習に参加したり試合を観戦したりすることで、遠い記憶を呼び戻そうとしました。

のチームも思い出深く、限られた紙面ではとても書ききれないので、私の大学野球を振り返るというか、準硬式野球についてご紹介したいと思います。

準硬式!?何それ?と思われた方もいらっしゃるかと思います。これがまた恐ろしいほどマイナーな為に、まずはボールの説明(トップボール)から入らなければならない事が多く、いつも悲しい思いをしています 。

学準硬式野球は全国で硬式の26連盟367校に対し、20連盟267校が加盟しています。準硬式野球は、「もっと本格的な野球をしたいので、軟式野球では物足りない。或いは、幅広い学生生活を送りたいので、硬式野球のような野球漬けになりたくない」というような、多くの学生のニーズを満たす事が設立のスタンスにあったと聞いております。

しかしながら、硬式野球の様な華やかさはそこにはなく、大学によっては、学校の球場は硬式が独占し、練習する環境も十分ない学校もあります。うちはその点恵まれており、施設や学校から頂く活動費等どの面においても硬式野球部と同等で、甲子園経験者から野球未経験者までが一緒になって野球をする環境に惹かれ、入部しました。

一方で、強豪校はセレクションで有力選手を獲得している学校もあって、数年に一人ぐらいの割合で、プロ選手が誕生しております。(記憶に新しいのは、同志社から西武に入団し、中継ぎで活躍している青木投手)不定期ではありますが、各地区や全国でメンバーを組んで、海外のナショナルチームと試合をすることもあります。(さすがにこの試合は硬式ボールを使います )

日母校が全日本大会に出場しており、運良く準決勝戦を観戦できました。自分の時もベスト8まで進みましたが、創部以来二度目のベスト4まで進出した試合で、私自身も久しぶりの観戦とあって非常に楽しみにしていましたが、一方で大学準硬式野球の地位の低さを目の当たりにするのだろうと、もどかしい気分にもなっていました。

と言うのも、準硬式の全日本大会の舞台が昔は硬式と同じ様に神宮球場を使っていた時代もありましたが、現在は各連盟が主管という形で、毎年会場が変わるシステムになっていて、象徴的な球場などありません。

今は分りませんが、自分が最上級生として出場した当時は(最後に負けたのは今話題の仙台宮城球場でした)、テレビでは地方局のニュースに『大学準硬式野球選手権大会の開会式がありました』程度の放送しかなく、新聞にもほとんど取り上げてもらえませんでした。

々な思いが去来する中、今年の全国大会の舞台である水戸市 民球場に到着すると、我々の現役時代と相変わらずの様相で、観客は各学校関係者を除くと草野球に毛が生えた程度でした。聞くところによると、関東の大学軟式サークルの大会では人材派遣会社がバックについた大きな大会があって、ある大学では部員数が70人を超えるところもあると聞いていたので、そちらに人材が流れているのではないかと現状を憂う余り、観戦前は球場内の大会本部か大学連盟に乗り込んで文句を言ってやろうかとも思っていました。

しかし、後輩達の試合を観戦し、その思いが間違いだったと気づかされたのです。

大会パンフレットの冒頭に、連盟会長の挨拶文がありました。一部引用すると・・・、「準硬式野球には他のスポーツのように華やかさはありませんが、地道に着実に、気力、根性溢れる試合を展開することが、大学準硬式野球の今日まで歩み続けた道であり、伝統であり、信念でもあります。そこには、人間形成につながる誠実、勇気、謙虚さが生まれます。50有余年の歴史の中、学業との両立、感動と充実感、友情を育むアマチュアリズムの中で着実に発展を遂げてまいりました。(以下省略)」

最初目にした時は、「またかいな!」と思いましたが、試合を観戦し敗戦後の後輩達の姿を見て、その意味が少しずつ理解できました。日頃の練習の成果を発揮し、決して大きな舞台とは言えませんが、そこから生まれる深い感動と、多くの友情が末永く行き続け、将来の人生を豊かにする心の糧になるのではなかろうかと・・・。振り返ると自分達もそうでしたし、今まさに我々がやっている草野球も根幹は同じなんだとも思える様にもなりました。オリンピックでプロのトップ選手が目の色を変えてプレーしているのも、地位や名誉より、求めているものはそれに近いものがあると思います。

では、プロ野球球団が減る事によって、野球人気の低下を招き競技人口の減少に繋がるのではと危惧されておりますが、一人でも多くの人が野球という素晴らしいスポーツに触れ合ってもらえる様な時代が続くことを願うと共に、自分自身も死ぬまで野球人生を謳歌して行きたいと思います 。

乱文で大変失礼しました。この辺でお許し下さい。
末筆ではありますが、ストロングリーグの益々の発展をお祈りしております。

ON THE ROAD 監 督 丸岡大輔

2005/6/ 16

 

 

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