猛暑に沸いた2010夏。in八王子、ストロングカップ09(秋)各ステージの決勝戦がおこなわれた。魂の魂のぶつかり合いは、打撃戦のオンパレード。関東では、HOLLYWOOD、イオギスポーツクラブ、よしもり〜ず、TWINS(港区)、ハードライナーズがそれぞれジャパンカップ2010進出を決めた。関西勢も負けていない。昨年全国三位入賞のDKK大阪がジャパンカップ進出を決めたかと思えば、絶好調;:RUSHが史上初となる関西三冠を達成。今年も豪華。本当に力のある者が頂点に立つジャパンカップとなりそう。
◆関東日曜:特別部 優勝:HOLLYWOOD(東京)
最高峰特別部は、参戦6年目のHOLLYWOODが頂点に立った。準決勝では東京バンバータ、、決勝戦では西三田貴族と、豊富な投手陣を要するV候補を相手に見事なまでの結束をみせ、打ち勝った。文句なしの栄冠だ。東京都心部の強豪チームひしめく東東京地区所属、決勝トーナメント進出の常連に伸し上がったが、ファイナル進出は初のことだった。「うちはコメディーチームですから」最後まで草野球チームらしさを忘れない前原監督のポリシー。努力が実を結んだ。特別部優勝経験者であるベテラン:成毛氏、中川氏も健在。
進化を続けるHOLLYWOODが初のジャパンカップで大暴れする。
HOLLYWOODVS西三田貴族の決勝戦はどちらが勝っても初優勝。ゲームは、初回西三田貴族は2アウトから四球をきっかけに連打で2点を先制。ハリウッドは2回に1点を返す。さらに4回に2点、5回に2点を追加。5対2と3点リードする。しかし西三田貴族は6回に2点を返し1点差に。7回ハリウッドは3者凡退。西三田貴族は2アウト3塁まで攻めるも、最後の打者は内野フライに倒れゲームセット。HOLLYWOODが悲願の初優勝を達成した。
満を持しての初制覇。決勝トーナメントでも1回戦からHOLLYWOODらしさが前回した。初戦は、AJPBCを相手に猛打炸裂。AJPBC寺田投手、ハリウッド中川投手の両先発で始まったこの試合。ハリウッドは初回、前回予選では押さえ込まれた寺田投手から1番成毛選手が四球、2番武井が内野安打と連続出塁。3番郷原選手も出塁し、続く濱野選手、古箭選手にタイムリーが出るなど、早くも初回に打者一巡の6得点。2回には代わった佐藤投手からも連打しまたも打者一巡の7得点。この2回までにハリウッド火山が大噴火。守っては中川ー古箭のリレーで完封、先発全員安打により貴重な勝利を挙げた。
準決勝の東京バンバータ戦では、優勝候補を相手に臆することなく、藤井投手
が投打に活躍し、東京バンバータ浅間投手に投げ勝った。ゲームのほうは、初回東京バンバータは先頭打者岡本選手が死球で出塁、すかさず盗塁すると2番川島選手のレフト前への当たりで岡本選手は一気に生還。あっさり先制する。この回はハリウッドの好守備もありその後は無得点。3回、東京バンバータはまたも岡本選手がショート強襲内野安打で出塁すると、またも盗塁に。3番梅田選手は変化球に泳がされながらもライトへヒット、岡本選手は生還し、東京バンバータが序盤で2点リード。6回までハリウッドはランナーは出すものの東京バンバータ浅間投手の前に大したチャンスはつくれなかったが、6回表四球で1アウト1,2塁としたところで藤井選手は初球を振り抜き3ランホームラン、終盤で試合をひっくり返す。その後も四球で2アウト2塁とすると、宮本選手の当たりはピッチャーゴロ、その当たりを悪送球してしまい、ランナーは一気に生還、貴重な追加点を挙げる。最終回東京バンバータは2アウト後に牧選手がピッチャー強襲安打で出塁するも、つづく打者が3振に倒れゲームセット。
◆関東日曜:1部 優勝:イオギスポーツクラブ(東京)
 1部では、イオギスポーツクラブが初優勝を飾った。萩中サンダースとの決勝戦は大会屈指の好カード。両先発投手による目の覚めるような投手戦が予想されたが、思わぬ打撃戦へと発展した。両チームとも課題を抱えながら、炎天下、汗を拭いながら、両軍ベンチ全員で戦い抜いた一戦であった。
ゲームは、イオギスポーツクラブ岡本投手、萩中サンダース鶴巻投手の先発。初回互いに1点を取り混戦模様、2回表にイオギSCは四球をはさみ連続安打で2点追加、追う萩中サンダースも3回裏、四死球で二死満塁とし、6番岡島選手の二塁打で走者一掃、4−3と逆転。その後、イオギSCは6回表リリーフの松尾投手から、制球の乱れを突き、古川、坂本選手のタイムリーなどで5点をとり再逆転。7回にも中道選手の安打で1点を追加。4回から立ち直った岡本投手が、三安打完投でイオギSCの勝利となる。
もとは特別部にも所属し振るったイオギスポーツクラブ。タイトルとは無縁であったが今大会にかける意気込みは並々ならぬものであった。「まだまだです。ジャパンカップまで時間がありますのでもう一度立て直し、強豪チームの皆様と戦えるように仕上げてきたいと思います。」悲願の初優勝にも、藤永監督は冷静だった。1部はかつてブーマやHwaven'sPowersらを輩出した名門だ。代表チームとしてみっともない試合はできない。ジャパンカップ開幕まで2.5か月。イオギが勝ちに来る。
◆関東日曜:2部 優勝:よしもり〜ず(東京)
 2部は、よしもり〜ずが約2年ぶりの優勝を飾った。同じく2年前のチャンピオンチームである飛脚と歴代王者対決となった決勝戦。ゲームは両軍一歩も譲らぬ攻防が展開された。初回によしもり〜ず打線が爆発する。1番井関がセンター前にビットで出塁し、続く刀根は四球を選び0アウト1,2塁。3番中山がセンターフライに倒れるが、4番岡田が左中間に2塁打を打ちよしもり〜ずが2点を先制する。続く矢川、越智、荒木、説で合計5点を先制する。その後、よしもり〜ずは残塁が続き流れは飛脚に。4回、5回とヒットやエラーで点を奪われ、5−3となる。しかし、よしもり〜ずも6回に1点を追加し6−3とし、最終回は2アウト1,2の場面となるが、なんとかよしもり〜ずナインが守りきり試合終了。6−3でよしもり〜ずが勝利。2008年以来、2年ぶり2度目の優勝を飾った。
2008年にはジャパンカップ東日本BEST4と健闘したよしもり〜ず。「JCの雰囲気はわかっている。あの緊張感の中で、強豪チームとどこまでやれるか。代表チームとして恥ずかしくない試合をしたいですね」やや控えめではあったが、2年前に届かなかった"神宮進出"へ新名監督は燃えている。準決勝では、優勝候補筆頭に推されたEAST
WESTを4-2で破るなど、ここ一番のパンチ力は天下一品。今冬も一発かましてくれそうだ。
◆関東土曜:1部 優勝:TWINS(港区)(東京)
土曜1部はTWINS(港区)が初優勝達成。決勝戦は、VS柳井
Gold Fishの超好カード。
しかしながら人数不足によるアクシデントにより残念ながら不戦試合となり、この瞬間、TWINSの優勝が決まった。とはいえ、今大会のTWINSの決勝戦までの道のりは優勝に胸を張れる内容。特に準決勝戦では優勝候補筆頭に推された王者:Blue
Impulseに対し、圧倒的jな爆発力をみせ快勝。ゲームを振り返ると、TWINS入鹿投手、Blue
Impulse(BI)相馬投手の先発マウンド。先制点を奪ったのはTWINS。1回表、2四死球に3本の安打を絡ませ4点を先制。主導権を握り、勢いに乗るTWINSは3回に1点、4回には宮倉選手のスリーラン本塁打で3点を追加。対するBIも5回裏に安打4本を集め2点を返す。BIは6回裏にも脅威の粘りをみせ3点を返すが時間切れ試合終了。TWINSが8-2で勝利した。
◆関東土曜:2部 優勝:ハードライナーズ(東京)
 土曜2部では、ストロングリーグ参戦9年目のハードライナーズが、デビュー80戦目でついに頂点に立った。過去に準優勝の経験を持つディアブロスとの決勝戦は文句なしの好カード。
追いつけ追い越せ引き離せの大激戦の果て、劇的サヨナラ勝ちでハードライナーズが念願の初優勝。先制したのはハードライナーズ。二回裏、先頭の松浦選手が内野安打、五十嵐清選手がヒットで無死一・三塁のチャンス。ここで内野フライエラーで1点。四回には松島選手がエラーで出ると五番松浦選手がタイムリー三塁打で2点目。投げては先発の野村投手が七回二死までノーヒットノーラン。しかしここでディアブロス根本選手が初安打を放つと、二個の暴投で1点差。ここから四球、2つのエラーで満塁に。そして遠藤選手が押出の死球で同点に。最終回ハードライナーズはこの回先頭の五十嵐清選手がヒットで出るとバントで二塁へ。この後死球と内野ゴロを挟み二死一・三塁のチャンス。打者町田選手の初球捕逸で五十嵐清がサヨナラのホームインで勝利を決めた。
ハードは00年代の草野球界の中心を担った好チーム。熱いホームページづくりも、球界屈指。ジャパンカップでも屈指の経験値が炸裂しそう。再びドラマを。
◆関西日曜:OPEN 優勝:RUSH(大阪)
関西日曜大会ではRUSHが優勝を飾った。これで先におこなわれたSS2010(西日本)、エアロックカップ日曜大会に続いての優勝となり、「関西三冠」達成。東西合わせてもシーズン三冠は史上初の出来事である。準決勝:MIYAYAMA戦での勝ちに大きな価値があった。初回、四球で出たランナーを犠打と盗塁で進め、4番がタイムリーを放ち、先制2点。5回にもまた、2点追加する。MIYAYAMAは6回、4番の場外へ消える本塁打で2点返すも試合終了となった。2010年は圧倒的にRUSHが抜けているのか?あっさりとジャパンカップ進出を決め、昨年の借りを返すべくやる気満々だ。「気を引き締めていきたい。今年こと神宮へ進出して、関西に優勝旗を持ち帰りたいですね」本岡監督気合十分だ。
◆関西日曜:OPEN 優勝:DKK大阪(大阪)
関西日曜は、西の王者:DKK大阪が昨年に続いて優勝を飾った。Durantyとの決勝戦は、in薬業鳴尾浜スポーツセンター。意外にも初顔合わせとなったこのカード。昨年と同カードで連覇を狙うDKKとリベンジに燃えるDurantyの決勝に相応しい好試合となった。試合は緊迫した展開であったが、DKKはベテラン花内の目の覚めるような左前適時打で待望の先制点を奪った。1-0のまま回は終盤へ。DKKは足を絡めた攻撃で貴重な追加点を奪い試合終了。Durantyは強力打線で再三、好機を作ったがあと一本が出なかった。
DKK大阪は、昨年に続きジャパンカップ2010(西日本)進出決定。昨年は、西日本2強に食い込み、明治神宮野球場でおこなわれた全国大会に出場し総合第三位入賞を果たしている。昨年、ベストナインに輝いた瀧本選手(外野手)は、SWBC;JAPANメンバーに選出され、今季、関西所属選手として唯一ジャパン入りを果たしている。 |