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関東: 四強出揃う.. さあ神宮かけて、準決勝!
第一試合: 「RED HILL」VS「Y.Sクラブ」(10:00〜 八王子市民球場)
第二試合: 「ヤマカン」VS「ヤンキース」(12:00〜 八王子市民球場)
凄まじい豪腕シリーズだ。とうとう東西あわせ開幕から9カード連続の完封試合が成立した。開幕10試合目の「JSC」VS「Yamada
Company」戦で初めて両チームに得点が生まれたが、ここまで10試合中、9試合が零封試合。完封率90%という豪快ぶりだ。
そしておそるべき関東BEST4が出揃った。
この4チームだけで、130`右腕が10名以上いる。
主に、今季ここまで先発マウンドを任された豪腕エース格だけで、
RED HILL:石川投手、松沢投手、布施投手、松沢投手。
Y.Sクラブ:片岡投手、鈴江投手。
Yamada Company:岡田投手、中井投手。
ヤンキース:土屋投手、中川投手。
勝ったら神宮、豪腕バトル運命のセミファイナルが幕を開ける。
ここも零封二発でほぼ間違いない。大雑把な見方としては、「ヤンキース全国連覇への道」が続くか、途絶えるか。"たかが2敗"で判断されたくない。渾身の連覇で「最後はやっぱりヤンキース」のひとことで締めくくれるか。そのヤンキースをシーズン中、掟破りの完封で捻じ伏せたRED HILL、Yamada Companyも意欲充分。ディフェンディング王者を、再度ねじ込み、新時代到来を告げるのか。はたまたストロング史に残る怪物ルーキーY.Sクラブが、初の上位クラス勢との対戦でも桁外れの豪脚で大外一気に捲り上げるか。組み合わせ的には、バリバリの連盟組同士、オープン組同士という具合に、見事にふた手に分かれた。
大会NO.1左腕として、注目されているY.Sクラブ片岡投手は、RED HILLクリーンアップの片岡投手の実の兄。兄は社会人野球の名門、弟は拓大紅陵高の4番打者として甲子園出場という野球一家。生まれて初めての兄弟対決が、こんなところで実現する。
果たして、神宮に駒を進めるのは、兄か、弟か。
試合終了後、「頑張れよ..」の言葉をかけるのは、兄か、弟か。
2回戦
試合結果 ---
四強「RED HILL」――
RED HILL
2-0
アスレチックス倶楽部
「'06大本命」こと2年目のRED HILLが、宿命の初対決を制し、シリーズ初出場で一気にBEST4進出を決めた。2試合連続の完封劇。この日も石川投手が力投。松沢投手、小松投手への万全リレーが予想されたが、この場に及んでサプライズ。2点リードで迎えた最終回、マウンドに送り込まれたのは、なんと布施投手。実に3ヶ月ぶりとなるマウンドだ。春のRED HILL快進撃は彼の投げっぷりがなければ、叶わなかったと言ってよいくらいの柱。ブランクなんのその、我慢のリハビリを経て、完璧なリリーフで締めくくった。RED HILLには、さらに二戸投手、丸山投手ら若手投手も控えており、計算できる投手だけで6人揃う。いずれも130`オーバーの速球で押し切る攻めのピッチングが魅力。これほどの投手王国はなかなか見当たらない。
ゲームは、
アスレチックス倶楽部の先発は長沢投手、REDHILL先発は石川投手で試合開始。2回ウラREDHILLの攻撃は1死後5番御代川選手がセンター前ヒットで出塁。6番山口選手が三塁へ送りバントをするもサードのエラーでランナー一塁二塁。7番平城選手がセンター前ヒットで満塁とチャンスを広げる。しかし8番石川選手がキャッチャーフライ。9番藤田選手がサードゴロで倒れ長沢投手が好投する。3回ウラにも2番柳原選手がヒットで出塁するも盗塁アウト。攻めあぐむ。5回ウラREDHILLの攻撃は7番平城選手がレフト前ヒットで出塁しワイルドピッチで二塁へ。8番石川選手が送り一死三塁。9番代打森下選手はセンターへ大きな犠牲フライを打ちREDHILL1点先制。6回表アスレチックス倶楽部はここまでノーヒットに抑えられていたが9番糸数選手がレフト前ヒットを放つ。6回ウラREDHILLは二死から4番杉村(友)選手がセンター前に落ちる2塁打で出塁。6番山口選手がライト前ヒットを放ち1点追加。最終回REDHILLは布施投手が3ヵ月振りにマウンドに上がり3人で抑え2-0でREDHILLの勝利。
四強「Y.Sクラブ」――
Y.Sクラブ 2-0
FIGHT CLUB
大会NO.1左腕:片岡投手を擁するY.Sクラブが、2試合連続の完封劇で、みごとBEST4進出。参戦1年目、それもSC1部代表チームが四強に勝ち残った。同じく気持ちで押すFIGHT
CLUB手塚投手との投げ合いに、燃えた。攻撃陣も手塚投手の速球に攻め倦んだが、巧みな繋ぎで要所を締め、みごと先行逃げ切り勝ちを納めている。つい昨年まで、社会人野球でバリバリの剛速球をうならせた片岡投手だが、舞台を軟式野球に移し、心から野球を愛し、楽しんでいる。さらに、右の本格派:鈴江投手の評価も高く、このシリーズにおいてもズバ抜けている。剛速球投手とは、ずばり彼のこと。鈴江投手の真っ直ぐをまともに打ち返せる者がいるのだろうか。
ゲームは、FIGHT
CLUB手塚投手、YSクラブ片岡投手の先発で始まった。1回表、FIGHT
CLUBの攻撃は1番三振、2番ピッチャーゴロ、3番三振の三者凡退に倒れた。続くYSクラブも1番サードゴロ、2番サードライナー、3番ファーストフライに抑えられた。早くも投手戦の模様がただよってきたが2回裏、YSクラブの攻撃で試合が動いた。一死後、5番佐藤選手がレフト線に二塁打を放つ。一死二塁のチャンスに6番片岡選手。追い込まれながらもセカンドの頭上をこえる、適時打を放ち先制する。なおもYSクラブはチャンスが続く。タイムリーを放った片岡選手は相手野手の悪送球も有り二塁に進み、7番小野寺選手を迎える。ここで小野寺選手はしぶとくライト前に運び、一死一三塁のチャンスを作り、バッターは8番神林選手。ピッチャーゴロになったが、FIGHT
CLUB手塚投手は三塁ランナーを警戒しすぎてしまい一塁に悪送球して一死満塁のピンチを迎えた。しかしここからFIGHT
CLUB豪腕、手塚投手が本領を発揮する。9番稲垣選手を三振。1番に戻り、向山選手を三振に抑えピンチを脱した。3回表、FIGHT
CLUBの攻撃もチャンスを迎える。一死後、YSクラブ野手のエラーで一死二塁のチャンスを作り、9番西選手を迎える。西選手が四球で出塁し一死一二塁のチャンス。ここで、YSクラブ女房役、小野寺捕手が魅せた。二塁走者のリードが大きいと見るや、小野寺捕手は素早くセカンドに送球、完璧な球で二塁走者はアウト。これで楽になった片岡投手は雄叫びをあげながら、1番武原選手を三振に仕留めピンチを脱した。そして4回裏、またもやYSクラブの攻撃に火がついた。一死後、6番片岡選手がショートへの内野安打で出塁。続く7番小野寺選手はライト前にポトリと落ちるヒットを放ち一死一三塁のチャンスを迎える。8番神林選手はここでヒットエンドラン決め、待望の追加点をあげる。YSクラブ片岡投手は5回まできっちり投げ、0安打、2四球、6奪三振のほぼ完璧な内容で、由良選手に交代した。交代した由良投手は危なげない内容で6、7回を投げ、終わってみれば、ノーヒットノーランリレーのおまけまでついて、2対0でYSクラブが勝利を収めた。
四強「Yamada Company」――
Yamada
Company 4-2
JSC
「ヤマカン」ことYamada
Companyが、JSCとの宿命の大学野球対決を制した。この日も、岡田投手が先発完投。この大一番とあり、さすがの大学野球あがりも焦ったか、守備陣の乱れもあり連続無失点記録こそ、36イニングスでストップ。しかし、要所を締め、主導権を握らすことなく4-2で勝利した。ヤンキースを捻じ伏せれば、天下のヤマカンだ。
ゲームは、
初回、Yamada
Companyは先頭西尾選手がレフト前安打を放つと、2番小坂が放ったライト前に落ちるヒットに相手エラーが絡み1点を先制。続く3番岡田選手もセンター前にヒットを放つが、JSC好返球により本塁タッチアウト、追加点ならず。3回表、JSCはエラーと四死球でランナーをため、タイムリーで同点とする。4回裏、Yamada
Companyは先頭小坂が四球を選び、続く岡田のピッチャー強襲の安打で続くと、ここでYamada
Company不動の4番中井へのサインは送りバント。不調に苦しむ中井はここできっちりと送りバントを決めると、流れは一気にYamada
Companyへ。相手ミスも重なり、3点を追加し、4-1とリードを広げる。JSCは5回にも相手エラー絡みで1点を返し、なおも最終回まで攻め続けるも、あと一本が出ずに、4-2でYamada
Companyが逃げ切り勝利。Yamada
Company先発岡田投手は、ここまで4試合連続完封、34イニング連続無失点を続けていたが、この日は制球に苦しみ、味方エラーも重なり記録は途絶えたが、それでも最後は力で強力JSC打線をねじ伏せた。次節、ついに一年越しの夢、ジャパンカップでの王者ヤンキース戦への挑戦権を得た。
四強「ヤンキース」――
ヤンキース
1-0 SENTAKKI'S
全国連覇へ、ヤンキースが、宿敵;SENTAKKI'Sを1-0完封勝利し、BEST4進出。今季は、三冠どころかSS2006の一冠に終わったが、前人未到の連覇で、「やっぱり最後はヤンキース」そう言わしめたい。三十路を迎えた土屋投手、若手の中川投手ら大学野球出身の豪腕が試合を作る。セールスポイントである「打撃」が、ここ数試合湿りがちだが、この大一番ともなればふたたび、豪快に目を覚ましかねない。王者ついに、鬼になる。
ゲームは、ヤンキース土屋投手、SENTAKKI'S菊池投手の先発マウンド。2回表、ヤンキースは、土屋選手、村上選手のヒットで一死一三塁のチャンスを作る。続く内野ゴロで、三塁走者の土屋選手が、本塁に突っ込むがタッチアウトとなり無得点。しかし、ヤンキースはその後、走者一三塁のチャンスに、ダブルスチールを決め、ヤンキースが1点を先制する。
その1点を土屋投手が守りきり、1-0完封勝利。王者が、接戦をものにしBEST4進出。ヤンキースは次週は、一休みし、残る3チームの勝ちあがりを待つ。
次回、準決勝は「JSC」VS「Yamada
Company」の勝者と対戦ありバッチリ調整したい。 |